➖壱岐市勝本町出身。勝本小学校、勝本中学校、壱岐高校へ進学。姉と兄がいる三人兄弟の三男として育ち、この春からは父の背中を追って東京農業大学に進学予定の18歳。➖
※父は、長崎県初のクラフトビール醸造所「IKI ISLAND BREWERY 」の社長である原田知征(壱州人辞典 No.34)。
Q1 .学生時代はどのようなことをされていましたか?
小中学校では野球をしていました。中学校では全国大会にも出場し、昨年甲子園に出場した壱岐高校のメンバー(山口くん)とも一緒に野球をしていました。
お兄ちゃんが通っていたランナーズクラブに僕も小4から入って、それからはずっと野球と陸上をしていたんです。中学生の時に参加した県中駅伝大会(長崎県中学校総合体育大会駅伝競走大会)で結構いいタイムが出たので、高校は陸上部にしました。
種目は1500m。長崎県大会で6位に入り、佐賀で行われた北九州大会にも出場しました。
部活を引退してからは、受験勉強をしていました。得意科目は生物です。
Q2 .進路はどのように決めましたか?
小さい頃からお父さんと一緒にお酒を造りたいと思っていました。
酒蔵やブルワリーについて行った時に、お酒を造る人たちが協力して声を掛け合っていたり、お父さんが指示を出したりする姿を見て、かっこいいなと思ったんです。実際に造ったお酒がお店で売られていて、「美味しい」と言ってもらえるのを見て、いいなぁって…。そんなお父さんに憧れていたんです。
中学校の職場体験では、ブルワリーで実際にビール造りを見学させてもらいました。その後も瓶詰めのお手伝いをさせてもらったりして、中学3年生の頃には父と同じ 東京農業大学 応用生物科学部 醸造科学科 への進学を決めました。
Q3 .大学に進学するにあたって、期待や不安はありますか?
東京の人のノリが分からないので、仲良くできるかな…って、それは不安ですね。あとは地下鉄です(笑)
楽しみなことは、醸造科学科でお酒をつくる仲間ができることです。
いままでも、高校の同じ学年にいる玄海酒造の(社長の)息子と、たまに「どんなお酒をつくりたいか」とか話してたんですけど。そんな話ができる仲間が増えるのはうれしいです。
Q4 .壱岐で一番好きな場所はどこですか?
落ち着きたいなって思ってよく行くのは勝本小学校の非常階段です。
1人で行ったり、地元の友だちと行ったり。静かに過ごすのに大事なスポットです。
あとは地元の友だちとはよく散歩をしますね。勝本中央公民館に集合して、天ヶ原や色んな場所に行きます。勝本中学校のグラウンドで野球をしたりもします。
おやつとかは土肥増商店で買っていました。おばあちゃんからお小遣いもらって、お菓子とかジュースとかはあそこで一番買ってましたね。

Q5 . 壱岐の魅力は何ですか?
何もないようで色々あるところですかね。
同級生とか「何もない」っていうんですけど、僕的にはそんなこと全然ないなと思って。
スポーツしてると、離島は不利だと言われるんです。陸上をやっていると、離島特有の風の強さが邪魔に感じる時もあるんですけど、考えてみれば、どこもこの風の中で練習してないな…って思えます。
みんなが気付いてなかったり、知らなかったりするだけ。麦焼酎発祥の地だと知らない人も多いし、伝統とか歴史もまだ全然知られていないだけだと思います。

Q6.これからの壱岐はどのようになったらいいと思いますか?
壱岐の人に壱岐を好きになってもらえたらいいな。あと、観光で来た人にも壱岐を好きになってほしい。
島外の人と話したときに、壱岐にもう1回行きたいって思う理由が「人のあたたかさ」って言っていて、もっとそういうのを大切にしていきたいなと思いました。
特に挨拶…あれは、壱岐の良さだと思うから、自分も改めてちゃんと挨拶しようと思います。
Q7.あなたにとっての壱岐を一言で表すならなんですか。
「あたたかさ」
自分が実際に壱岐で過ごしていて、挨拶とか声かけとかであたたかさを感じる。それがとても嬉しかった。
東京に行ったら、そんなことも少なくなるんだろうな…って。少し寂しいけど、壱岐に帰ってきたら変わらず「おかえり」って言ってほしいですね。
[インタビュー、文:下條友紀、写真:下條悟士]
【壱州人辞典とは】
地元出身者・移住者・年齢・性別問わず、“壱岐に住む(暮らしている)人”を紹介していく企画です。
壱岐島の良さを伝えるには、その地に暮らす人にフォーカスを当てることが大切だと考え、魅力的だと感じる人を紹介していくことで「この人に会ってみたい。」「この人に 話を聞きたい。」という興味を持ってもらい、人が人を呼ぶようなサイクルを作りたいと思っています。
人から人へと辿っていくことで、私たちが知らない、壱岐の人もあまり知らない面白い人に出会いました。
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