博多から高速船で1時間、玄界灘に浮かぶ離島、長崎県・壱岐島をご存じですか?
アクセスの良さと、透明度が高く綺麗な海を楽しもうと、日帰りも含めて多くの観光客が訪れます。また、1日あれば車で一周出来るくらいの大きさも人気です。
壱岐島は観光以外にも釣りの聖地とも言われており、年間を通して多くの釣り人が訪れます。
アジやスズキ、イカや高級魚のクエなどさまざまな魚が釣れますが、その中でもマダイに狙いを絞った釣り大会に、撮影取材で参加してきました。その模様を前編・後編の2回にわたってお届けします!
・
・
2020年11月29日、壱岐釣り船協会(永村弘一会長)主催の「第2回タイラバ大会」が開催されました。
タイラバとはタイ釣りに特化したルアーのことで、鉛玉(ヘッド)に餌の代わりのラバー製の部品と針を付けたもので、パーツを組み合わせたり自作するなどして、オリジナルのルアーで釣ることも楽しみの1つとなっています。
↑タイラバ の仕掛け
・
明け方6時頃、まだ夜が明けきらない中、参加者たちが続々と漁船に乗り込んでいきます。
出航は、郷ノ浦港と印通寺港の2か所で、島内島外合わせて約80人が参加。
この日は薄曇りで風が寒く、港から見た波はさほど強くないように感じました。
・
・
撮影チームは参加者を見送ったあと、「今日はこの時間に釣れ始めそうだね」と教えていただいた時間に合わせて、壱岐沖へと出発しました。
港から出港した時はさほど感じなかった波が、沖合に行くにつれて強くなっていきます。
大会が行われている場所に着くと、各船それぞれのポイントで勝負が始まっていました。
↑タイを釣った方に見せてもらいました!
良い笑顔です