紺碧の海に魅せられ移住。
国内外の仲間を壱岐で待つ。
1998年
移住
株式会社シーガルイン インストラクター
羽生 祥仁さん(鹿児島県鹿児島市出身)
「学生時代から海に関する仕事に就きたいと考えていました。今思うと、人生のレールが壱岐に向かっていたんですね」。
大学時代にダイビングインストラクターのアルバイトで壱岐に滞在し、卒業後にそのまま現在の会社に就職した羽生さんはそう話す。移住の決め手になったのは、青い空と紺碧の海。「シーカヤックやバナナボートなどいろんな楽しみ方がありますが、やはり海中の景色が素晴らしい。海の中から水面を見上げた時のキラキラした景色は、非日常の世界。国内で手軽に行くことができる海で、このグレードはなかなかないですよ」。
観光や修学旅行など羽生さんが海を介して知り合った国内外の仲間は今や数えきれないほど。小さな島でも広い世界とつながっていることを実感する。さらに、自身と同じように壱岐に移住した人々が少しでも早く島に馴染むようにと積極的に交流会を開く羽生さん、島ではみんなのいいアニキとして親しまれている。「この島で暮らし、海の仕事で様々な人と接する中で、僕自身成長できていると思います。壱岐の人々はとても温かいし、これからもずっと壱岐で暮らしたい。そして島の魅力を島外の人々に伝え続けたいですね」。