子どもも大人も楽しめるこだわりの家。
そこから広がっていく、人の繋がり。
2016年
移住
万谷鉄工所 会社員
万谷知恵美さん・雄希さんご家族(長崎県壱岐市・石川県出身)
万谷さんご家族は、妻・知恵美さんが壱岐出身、夫・雄希さんは石川県出身のUIターン夫婦だ。
壱岐へ帰ってきた時に、移住者住宅取得補助金を活用して新築住宅を建築した。「夫をはじめ、設計士、施工会社の方もみんなのこだわりが強くて、完成に約2年かかりました。」知恵美さんの実家の家業である鉄工所に勤める雄希さんが、階段の手すりや棚の鉄部分は練習も兼ねて作ったという。「なかなか出来上がらないので近所の人からはサグラダ・ファミリアなんて呼ばれていましたね。でも私は2人目の子どもが歩けるようになってから新居へ引っ越したので、子育てで大変な時期を実家で過ごすことができて良かった。」と第3子が宿るお腹に抱えながら、にこやかに話す。
知恵美さんが唯一、口出しをした場所がキッチンだ。キッチンには細長い窓が2つ設置されており、「お月様を見ながらお酒を楽しみたい!」という知恵美さんの想いが反映されている。「まだ妊娠中のため、それは実現できていないけど、料理をしながら、ちょうど外の景色や夜の灯り、月がきれいに見えるんです。」嬉しそうな顔で話す。
土間側の壁を大きな窓にした事もこだわった部分のひとつだという。「中が見えたら、ぱっとみんなが入ってきて遊びやすいだろう」と考えた。「土間とキッチンが繋がっている開けた造りなので、みんなが来た時に思い思いにキッチンに立って料理できることもお気に入りです。」子どもも大人も大満足のこだわりの家だ。