壱岐で生まれ育ち、東京生活30年程の私が帰省の度にお土産として買い求めていたものは、瓶詰の「うに」です。
これはなかなか値も張るだけに、同僚たち全員に行きわたらせることは難しい。さらに、中には「これはどうやって食べるの?」と聞いてくる同僚まで現れる始末。決してコストパフォーマンスが良い品とも言えず、「うに」が大好物の私ですら、躊躇するお値段です。
そこでお勧めしたいのが、あまごころの「うにめしの素」(税込1,000円)です。
①お米を2合炊き、「うにめしの素」をご飯の上にいれます。
②フタをし、5分間蒸らします。
③よく混ぜ合わせたら完成です!
ご飯を炊いてこの「うにめしの素」を混ぜるだけ!
「おおっ!自宅にいながらにして”うにめし”のできあがり!」
磯の香りが広がります。
壱岐島の郷土料理「うにめし」をご堪能あれ!
ご飯ができれば、あとは汁物。
おすすめは「あおさ」(生あおさ 50g 税込300円)です。
お椀にひと摘みあおさを入れ、ひと煮立ちしたアツアツのお味噌汁を上から注ぐだけ。
画像は生あおさですが、乾燥させたあおさも超おすすめ!
買い置きしておけば、お味噌汁の具に思案なし。
お豆腐を加えても美味しいです。
ここで、もう一つの召しあがり方。
関西風うどんに入れてみてください。関東風じゃないよ、関西風だよ!
ポイントは少し多めに入れること。
「こりゃ、旨い!磯の香りが広がる!」
食欲が減退したときなど、食べやすいうどんに、あっさりとしたあおさがすごく合います。
また、高血圧や血糖値が気になる方、少し肥満ぎみかなと思われる方も是非試してみてください。
お好みで長ネギなど加えて、オリジナルの「あおさうどん」にもチャレンジしてみませんか。
汁物と言えば、おみそ汁に「かじめ」(半生かじめ 税込400円)がものおすすめです。
最近は収穫量が少なくかなり貴重、リピーターが来てもなかなか応えられないのが悩みです。
お椀に少量のかじめを入れ、熱めのお味噌汁をそそいで召し上がってください。
すぐに粘りが増し、このネバネバ食感がやみつきになります。
ネバネバ嫌いな都会っ子も、なぜか「かじめ」のお味噌汁は大好きなんですよね。
アルギン酸効果で動脈硬化予防の効果も期待できそうです。
やはりネバネバ食品は血管に良いみたいですね。
最近は乾燥後にパウダー化したものもあり、買い置きにするには便利です。
壱岐には「うにめしの素」「あおさ」「かじめ」以外にも人気のお土産海産物がありますが、実際にご自分で味わってみれば「なるほど!」と、そこにはリピートしている自分がいるはずです。
取材協力(敬称略)
あまごころ本舗株式会社
販売部 係長 石川真由美
壱岐支社 壱岐市郷ノ浦町東触597
TEL 0920-47-4580