ー周りを楽しませるのが得意で、文化祭の主役をしたり、体育祭ではコスプレをしたりと壱岐高校を盛り上げていた。卒業後は壱岐市役所に内定が決まっており、次なる目標は壱岐を盛り上げること。勝本町出身・在住ー
Q1. これから壱岐でどんなことをやっていきたいですか
壱岐市役所に内定しています。生まれたときからお世話になっているこの土地に住む人たちに恩返ししていきたいと思っています。最初は仕事のことは分からないことだらけだと思うので、与えられた場所で仕事を頑張って、徐々に自分の力を出せたら良いと思っています。
高校時代に文化祭の劇で台本を書いて主役を務めたり、体育祭ではコスプレをしたりしていました。場を盛り上げるのが好きで、どうやったらみんなを楽しませられるかを考えて行動しています。次は、壱岐を盛り上げていけたらと思っています。
仕事以外では社会人サッカーをしたり、子どもたちに教えたりしたいと思っています。小学校2年生のころから壱岐SSCでサッカーをしており、高校生まで続けました。僕自身たくさんのことをサッカーを通して教えられました。山田武範監督(壱州人辞典No.22)からは「諦めるな!」「楽しめ!」「感謝の気持ちを忘れるな!」との言葉をよく言われていて記憶に残っています。もちろん技術も教わりましたが、それ以外の大切なこともたくさん教わりました。
Q2. これからの壱岐がどのようになったらいいなと思いますか。
お年寄りの方が安心して暮らしていけるような街になれば良いなと思っています。
僕はおばあちゃんが大好きなんです。存在自体がかわいくて、たまらないんです(笑)母が忙しいときには食事を用意しに来てくれたり、僕が寝ているとマッサージしてくれたりします。
あとは同級生が島にUターンして帰ってくる時に、仕事や住まいに困らないような街になってほしいです。というのも同級生の半分以上は高校を卒業すると島外に出て行きますが、みんな口を揃えて30歳、40歳くらいになったら壱岐に帰ってきたいと言っています。
そのために僕が出来ることを市役所で頑張るつもりでいます。
Q3. あなたの思う壱岐のイチオシはなんですか?
人のやさしさですね。近所の人が魚や野菜をくれたり、近所の人と道ですれ違う時に会話をすることがあります。僕にとっては当たり前のことですが、このような瞬間がとても好きです。都会だとそういった繋がりが少ないと聞くので、イチオシの文化ですね。
Q4. 壱岐にこれがあったら(出来たら)良いなと思うものはなんですか
遊べるところがほしいです、高校生なんで(笑)
大きなゲームセンターとかボーリングとかカラオケとか、あと洋服屋さんがあったら嬉しいです。休みの日は友だちの家でたこ焼きしたり、ゲームしたりしています。ちなみに男子ばっかりです(笑)
Q5. あなたにとっての壱岐を一言で表すならなんですか
落ち着くところです。
人が少ないのでゆったりしています。福岡に遊びに行くこともあるのですが、人が多すぎてすぐに疲れてしまいます。時々行くくらいでちょうど良いです。僕には壱岐で十分(笑)
人は優しいし、空気も美味しい、自然が豊かで、どこを見渡しても景色が良いです。
Photo by 田口有香・髙田望
【壱州人辞典とは】
地元出身者・移住者・年齢・性別問わず、“壱岐に住む(暮らしている)人”を紹介していく企画です。
壱岐島の良さを伝えるには、その地に暮らす人にフォーカスを当てることが大切だと考え、魅力的だと感じる人を紹介していくことで「この人に会ってみたい。」「この人に 話を聞きたい。」という興味を持ってもらい、人が人を呼ぶようなサイクルを作りたいと思っています。
人から人へと辿っていくことで、私たちが知らない、壱岐の人もあまり知らない面白い人に出会いました。
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