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[ 壱州人辞典 No.79 ]壱岐市地域おこし協力隊:川渕良輔

ー地域おこし協力隊でスポーツイベントの運営を行う傍ら、LAMP壱岐の期間限定レストラン「壱品屋」の運営経験もあり!!はじける笑顔のハイテンション30代男子。長崎県大村市出身。ー

 

 

Q1.壱岐に来るまでは何をしていましたか?

JICA海外協力隊としてアフリカのマラウイに派遣されていました。
JICAとは開発途上国の支援を行う国の団体で、モノや、お金はもちろん、現地スタッフの人材育成にも力を入れ、様々な切り口から途上国の自立に向けた支援を行っています。自分は管理栄養士としての経験を活かし、健康改善を目的とした料理教室や食育教室を現地の方に向けて行っていました。
通常任期は2年間なのですが、新型コロナウイルス拡大の影響で任期を3ヵ月残して緊急帰国し故郷である大村へ戻りました。帰国当初は次の進路が何も決まってなくて、これからどうしようかと考えた時に、今まで積んできた経験が地元長崎県に還元できるチャンスがあれば、そうした環境に身を置くのもありかな、って感じのかなり漠然としたイメージの中で、地域おこし協力隊の仕事を知り興味を持ちました。

 

マラウイの診療所で料理教室を開催してる様子※本人提供

 

 

Q2. 壱岐で今どんなことをやっていますか?

地域おこし協力隊として観光連盟に配属し、壱岐サイクルフェスティバルや新春マラソンの運営体制構築を担当しています。30年以上続く歴史あるイベントによそ者目線でアイデアを出し、新しい風を吹かせられたらと思っています。とはいえ、4月の着任時からコロナの影響ですべてのスポーツイベントが延期となってしまっている状況です。
現在は2022年6月の壱岐サイクルフェスティバルの開催に向けて準備を進めています。地元の方々と協力して新しい大会運営体制を作り上げていきたいです。

 

壱岐の島新春マラソン大会インスタグラム

 

Q3. 壱岐の好きな場所はありますか?

牧崎が好きです。

自然に出来た雄大な景色に囲まれて、景色、匂い、温度をカラダ全体で感じていると、元気が出てきます。上手くいかないことを全て大自然に投げ捨ててしまうと、あとはスッキリ!!ストレスがたまったときには是非牧崎へ。

 

 

Q4. 壱岐の生活に慣れるまで大変だったことはありますか?

職場以外での人脈作りですね。
「島の人は優しくて、すぐに受け入れてくれました」
よく聞く言葉で、確かにその通りなんですけど、まず最初の一歩目は『こちらから動くこと』が大前提かなと思ってます。自分から心を開いて、溶け込もうという意思を示す必要があるんじゃないかと。どこから来たかもわからない、何も話しかけてこない人に対してすぐ優しく受け入れてくれる人なんて、個人的には中々いない気がしますね。
わたしも実際、壱岐に来てから数か月間は職場と自宅の往復でなかなか新しいコミュニティに入れず、本当の自分を見せられる場所がありませんでした。

そんな中、この『壱州人辞典』の取材でLAMP壱岐支配人の井手さんと知り合って、レストランで期間限定料理人を探しているという話を聞き、勇気を出してチャレンジしたんです。そこから勝本で飲食業をされている方々のコミュニティに入れてもらったり、お客さまと仲良くなったりと、次々と人脈が広がりました。

 

 

Q5. あなたにとっての壱岐を一言で表すならなんですか?

ハズレのないくじ。景色、食べ物、人など、何を取ってもアタリ、、、、だと思ってます!!(笑)天気がよければ最強なんじゃないかなぁと。来てもらえばわかります。
そしてわたしにとってこの島はアタリ!!生活し始めて1年たってもないのに、島外に出ると、最初はワクワクするんですが、2,3日もすれば島に帰りたくなるような気持ちになったんです。今までいくつか離島には訪問したことありますが、他の島とは違った自分に合う感じがしました。
少しでも気になった方がいれば、是非一度遊びに来ていただきたいです。

Photo by 田口有香・髙田望


【壱州人辞典とは】

地元出身者・移住者・年齢・性別問わず、壱岐に住む(暮らしている)を紹介していく企画です。
壱岐島の良さを伝えるには、その地に暮らす人にフォーカスを当てることが大切だと考え、魅力的だと感じる人を紹介していくことで「この人に会ってみたい。」「この人に 話を聞きたい。」という興味を持ってもらい、人が人を呼ぶようなサイクルを作りたいと思っています。
人から人へと辿っていくことで、私たちが知らない、壱岐の人もあまり知らない面白い人に出会いました。 


~壱州人辞典一覧はこちらから~

壱州人辞典 | いきしまぐらし 【壱岐市公式】 – Part 6 (ikishimagurashi.jp)

≪この記事を書いた人≫

田口有香さん

大阪生まれ大阪育ち、3人の子どもの母です!! 夫が長崎県壱岐島出身者。 2020年に家族で壱岐島に移住。 壱岐島は長崎県で、しかも離島ですが、福岡まで高速船で65分という抜群の地の利の良さが魅力。 壱岐市の地域おこし協力隊 観光課所属 壱岐市観光連盟配属 観光スポットの特集記事を書いたり、SNSの運営などを担当しています。

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