私が住んでいるのは壱岐市南東に位置する石田町。
毎年4月29日(昭和の日)には石田町の住民が集う石田町運動会に参加しています。運動場には各地区のテントが張られていて、その中で応援したり競技の出番を待ったりして過ごします。テントの中で「はじめまして」と挨拶を交わすこともしばしば。いざ競技が始まると、本気のプレーと熱い声援で大盛り上がり。午前の部は、誰でも参加できる大漁を祈願する石田町の伝統踊り「鯛網音頭(たいあみおんど)」で締めくくります。 また、運動場周辺の道路は歩行者天国として開放され、道路脇には甘い香りをさせた綿あめやクレープなどおいしそうな食べ物の出店が並びます。その他かわいらしい花々、洋服、おもちゃなどさまざまな物が娘を誘惑。娘は初めて見るもの、触るものに興味津々。1つひとつ刺激を受けながら吸収していきます。一緒に歩いていて「これ買って~」とおねだりが止むことはなく、この日だけはつい財布のひもが緩んでしまうことも。 運動会が終われば懇親会へ参加。お互いに壱岐焼酎を酌み交わしながら労をねぎらい親睦を深めます。人と人との距離が近く、あたたかい交流が生まれる石田町。運動会も町の人々の協力や交流に助けられながら運営されています。