「好き」が原動力。
心酔する1本を作るために壱岐へ。
2018年
移住
重家酒造株式会社 日本酒・焼酎製造工
吉田章紘さん(福島県いわき市出身)
もともと焼酎も日本酒も好きだったという福島県出身の吉田章紘さん。「東北に住んでいる時から、九州へ食べ歩きをしに来ていて、その時焼酎に深く魅了されました。東京の飲食店で壱岐焼酎に、新潟の飲食店で横山五十に初めて出会い、その美味しさに感銘を受け大きく印象に残りました」。壱岐のことは麦焼酎発祥の地として憧れを抱いており、いつか遊びに行きたいと考えていた。
「転職先を探していたタイミングで重家酒造の求人を見つけました。麦焼酎だけでなく、日本酒蔵の立ち上げメンバーに入れることは、お酒好きとして幸せなことだと思いましたね」。就職先の重家酒造は小規模の蔵ということもあり、日本酒の醸造や出荷作業、配達までしているという。
お酒だけでなく食べることも好きで多い時には週5日スーパーへ行き、さらにはスーパーのはしごもするという根っからの食好きだ。「壱岐産の食材や魚が泳ぐ水槽を見ているだけで楽しいです。壱岐産の食材を使って料理をする事が休日の楽しみになっています。」
いつかは自分のお酒を造ることが夢だと、まぶしい笑顔で話してくれた。吉田さんの作る心酔する一本の出来上がりが楽しみだ。