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[壱州人辞典 No.107]勝本漁協:土肥栄幸さん

➖壱岐市勝本町生まれ、勝本町育ちの土肥さん。中学校時代はテニス部に所属。壱岐商業高等学校で情報処理の勉強をして、勝本漁協に就職。プログラマーとして漁協の基幹システムの設定等を担当し、現在は総括部長として総務全般、補助金の申請や藻場造成等にも携わっています。

Q1.お仕事について教えてください

勝本漁協の主な水揚げは、春先から秋口まで剣先イカ、冬場はスルメイカですね。あとマグロも。昔はブリもいっぱいいたんですけどね。

勝本漁協は1本釣りがほとんどなんですが、組合員数も減少して水揚げもなかなか上がらないので、令和4年度から定置事業も始めました。競りに上がる魚を増やして活気づけたいと考えたからです。網にはヒラス、アジ、イサキ、春先にはスズキあたりが入りますね。ただ今年度は難しいことも多かったので、来年度はより多くの魚を競りに上げたいですね。

Q2.「実りの島、壱岐」と言われていますが、壱岐のこれが美味しい!好き!という食べ物はありますか?

寒ブリです。 18歳か19歳の時に漁協に入って、上の人にお寿司屋さんに連れていってもらい、ブリの”ハラベ”を食べさせてもらって、なんてうまいんだって思いました。

あとは、もう春先のマグロですね。ただここは生産地なんで、マグロは都会に行っちゃってなかなか食べられないんですよね。勝本の「あかりや」さんでは生産地で食べれるようにって言って、自分で買って、解体して、少しずつ食べれるようにしてくれてますよ。

Q3.壱岐で暮らすことの不便さを感じることはありますか?

実は私、壱岐から出なかったのは便利だからなんですよね。っていうのが、もう福岡 すぐじゃないですか。土日とかはぴょんと行って遊べるし。

Q4.島での子育てはどうでしたか?

唯一思うのが、本土に比べて体験する事の選択肢が狭かったということですかね。でも、今は壱岐の子供たちもいろんな選択肢がありますよね。特にスポーツはちっちゃい時からいろんなスポーツをできる環境になってきましたね。

Q5.あなたの思う壱岐のイチオシはなんですか?

辰の島の海は綺麗だなっていうのは、もうずっと思います。6月、7月とかめちゃくちゃいい時期になると、観光船で行く途中に水深が20メーターぐらいのところがあるのですが、透き通って、もう本当にエメラルドグリーンで。なんて綺麗なんだって思いますよ。

Q6.あなたにとって壱岐を一言で表すなら
“美しい島”じゃないですかね。だから、綺麗な海を残したいなって思います。そのまま(綺麗な海)をですね。 海の恵みで生きてる人なんで。


[インタビュー/文/写真:長澤]


【壱州人辞典とは】

地元出身者・移住者・年齢・性別問わず、壱岐に住む(暮らしている)を紹介していく企画です。
壱岐島の良さを伝えるには、その地に暮らす人にフォーカスを当てることが大切だと考え、魅力的だと感じる人を紹介していくことで「この人に会ってみたい。」「この人に 話を聞きたい。」という興味を持ってもらい、人が人を呼ぶようなサイクルを作りたいと思っています。
人から人へと辿っていくことで、私たちが知らない、壱岐の人もあまり知らない面白い人に出会いました。 


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壱州人辞典 | いきしまぐらし 【壱岐市公式】(ikishimagurashi.jp)

≪この記事を書いた人≫

なごびーさん

福井からやってきた5児の父。海の資源回復業務担当として壱岐栽培センターでカサゴとホンダワラの種苗生産に携わっています。趣味で海に潜ったり、動画制作もやってます。

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