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魚釣りの聖地「壱岐の島」

この記事では、場所の名称は書きません。それは、釣りのポイントを考えるのも探すのも釣りの楽しみであることと、ポイントをバラされるのが嫌いな釣り人もいるからという理由です。その点は、ご了承ください。
まず最初は、アジです。アジは1年を通して釣ることができるのですが、大型を狙うなら12月から3月です。他県では、目標として尺があげられるのですが、壱岐では60センチを狙えます。大物を狙うよりも数を釣りたいという方はサビキがお勧めです。サビキを使えば釣ることもできるので初心者でも、楽しむことができます。また、遠くに飛ばす必要もありません。サビキ釣りはアミエビを解凍する手間がいるので、朝に釣るなら前日の夜に、夕方に釣るなら昼前には冷凍庫から出したほうがいいです。アジを釣った時ですが、歯がないので噛まれることはありませんが、腹ビレの近くにトゲがあるので注意してください。壱岐ではどこの防波堤でも釣ることができるので、日によって変えてもいいですね。

次はイカです。ここでは、アオリイカについて書いていきます。時期の狙い目は春から初夏にかけてと秋ですね。場所は、防波堤です。釣り方としては、エギングなどが有名です。壱岐では、年に1回「エギバトルin壱岐の島」という大会が開かれています。大会記録としては、1杯重量3620gが第8回に、総重量では3杯5880gが第7回に出ています。イカ釣りに慣れてきたら腕試しとして出てみるというのはいかがでしょう。
イカについては、さらに注意があります。春はイカの産卵期なので、ポイントによっては規制がかかる場所もあります。規制については、各漁協によって決められるので釣るときは確認をお願いします。それと今回の写真ですが、防波堤の手前にテトラポットがあります。テトラポットの先にポイントがあるケースもあります。また、潮の満ち干きによってできるポイントもあります。帰りにその道が通れるか確認しないと、1人で夜の海に取り残されてしまいますのでご注意ください。

最後は、有名どころのヒラスズキです。ヒラスズキは磯釣りです。壱岐はポイントが多いので、探し出すのも楽しいですし、仲のいい釣り仲間と情報交換して教えあうのもいいでしょう。
ヒラスズキを狙う時は、波が高い日がいいのですが、非常に危険です。釣る前に安全確認をしなければ写真のような波が襲いかかってくるでしょう。しかも、磯釣りの敵は波だけではありません。ポイントの岩場はコケにより足元が滑りやすいので、スパイクやフローティングベストを着用する必要があります。どこで魚をかけて、どこで魚を取るかをイメージしないと、いつまでたっても魚を上げることができずに結局逃げられてしまうことや、無理に取ろうとして海に転落してしまうなんてこともあります。毎年、全国どこの釣り場でも足を滑らせて,波にさらわれて大惨事になったという話は、よく聞くと思われます。そうしたことにならないように、安全を真っ先に考えそしてその範囲の中で釣りを楽しんでください。

≪この記事を書いた人≫

tadanohitujiさん

壱岐生まれ、壱岐育ちの男です。
壱岐は釣りの名所として有名ですが、その分自然が猛威を振るうこともあるので、巻き込まれないように注意していただけると助かります。

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