－４００ｍ走に取り組む壱岐高生。２０２０年に行われたＪＯＣジュニアオリンピックカップの全国中学生陸上競技大会男子決勝で、長崎県中学新記録の49秒39をマークし準優勝。２０２０年にオンラインで開催した全日本中学校通信陸上競技大会では49秒76をマークし、全国１位となった。市長特別表彰受賞を渡良小５・６年時に２年連続受賞。３人姉弟の真ん中。中学校３年生から坊主姿。好きなタレントは本田翼。郷ノ浦町出身。－
Q１．壱岐で今どんなことをやっていますか？
元々お姉ちゃんが陸上のクラブに入っていて、その影響で自分も小学校３年生から陸上をしています。
最初は長距離から始めて、短距離と長距離と両方して、中学１年生の時に長距離に戻って、中学２年生の時に４００ｍを始めて、それからずっと４００ｍです。今の自己ベストは４８秒５です。
陸上はタイムがちゃんと出て、練習した分だけ結果が出るのでそこが良いなと思っています。
この前も九州大会があって、宮崎まで行きました。遠かったです。全国大会は小学校５年生の時から行っています。島外へは諫早・熊本まで行って、合同で練習することもあります。諫早に行くのが一番多いです。
壱岐ならではの練習は、坂がたくさんあるので坂道ダッシュをしています。キツイですけど自分は好きです。大谷体育館の坂道が一番きついです。２００ｍを１０本とか走ります。
Q２．あなたの思う壱岐のイチオシはなんですか？
おすすめは海です。筒城浜が一番きれいだと思います。夏は練習したあと浸かっています。休みの日は友達と自転車に乗って、壱岐を一周しました。猿岩とか鬼の足跡も凄いなって思います。あと豆腐とか納豆が好きです。あと魚も好きです。壱岐牛も美味しいんですけど、脂が多くていっぱい食べられないです。
壱岐にこれがあったら良いなと思うものは特にないです。壱岐は充実している方だと思います。自分はそう思います。不便に感じることはないですね。
Q３．これから壱岐でどんなことをやっていきたいですか？
自分ができることは大会で上位に行って、壱岐のことを知ってもらうことです。
目標は長崎県の高校記録が４６秒９くらいなので、そこを目指しています。
将来の夢は今のところないけど、目標は中学校で日本一を取れなかったので、高校では取りたいなと思っています。
尊敬しているのは黒木コーチです。人としてすごいなと思っています。
（※）壱州人辞典：No.６９ 掲載中。
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- ＪＯＣジュニアオリンピックカップの全国中学生陸上競技大会。準優勝を果たし、優勝した選手と握手を交わす。（２０２０年）
※本人提供
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- 準優勝の成績を収める。（２０２１年）
※本人提供
Q４．あなたにとっての壱岐を一言で表すならなんですか？
「夢の島」
そうですね、壱岐から出て夢を叶える人がたくさんいると思うので。自分もそうですけど、島にいると勝手にテンションが上がってきます。大会が終わって島に帰ってきたら「島が良いな」って思います。自分が思っているよりも好きでやっぱり壱岐だなって思います。
進学しても壱岐にはいつか帰ってきたいです。
Photo by 髙田望
【壱州人辞典とは】
地元出身者・移住者・年齢・性別問わず、“壱岐に住む(暮らしている)人”を紹介していく企画です。
壱岐島の良さを伝えるには、その地に暮らす人にフォーカスを当てることが大切だと考え、魅力的だと感じる人を紹介していくことで「この人に会ってみたい。」「この人に 話を聞きたい。」という興味を持ってもらい、人が人を呼ぶようなサイクルを作りたいと思っています。
人から人へと辿っていくことで、私たちが知らない、壱岐の人もあまり知らない面白い人に出会いました。
～壱州人辞典一覧はこちらから～
壱州人辞典 | いきしまぐらし 【壱岐市公式】 – Part 7 (ikishimagurashi.jp)
（2022年取材）
