-壱岐・島おこし応援隊「チーム防人」の代表として、壱岐島への熱い想いを持って、島の活性化を目指し観光推進、環境保全などの活動をしている。また、「渡良まちづくり協議会」の事務局長としても勤務中。郷ノ浦町渡良浦出身・在住-
Q1. 壱岐で今どんなことをやっていますか
チーム防人の代表として、観光ガイドをしています。
事前に目的や興味のあるものをお聞きして、お客さまのニーズにあったガイドをすることを心掛けています。歴史に詳しい方向けのガイドや古墳に特化したガイドなど、さまざまなご案内が出来ます。
また、海岸清掃などの環境保全活動と観光を組み合わせた「ボランツーリズム」という取り組みも行っています。壱岐の海岸から漂着ゴミを無くし、来島したお客さまに美しい海岸をご案内する。これも「おもてなし」のひとつです。
そして、1人でも多くの方にこの活動に参加してもらい、海洋ゴミやマイクロプラスチックなどの環境問題や地球温暖化の解決に繋がっていければと願っています。
それと東日本大震災の復興支援ボランティアに壱岐から13回バスを出しました。そのうちの7回は壱岐の高校生によるもので、延べ160人の高校生を引率し、被災地の応援に行きました。
観光客のお迎えの様子 ※本人提供
左:ガイド中の様子 右:「第10回ボランツーリズムin壱岐」の様子 ※本人提供
Q2. これまではどんなことをしていましたか?
壱岐高校を卒業してから、島外にある船の学校に行きました。
もともと機械を触るのが好きだったし、外国航路への憧れがありました。20歳で川崎汽船に入社し、機関士として外国航路に乗船していました。その後、何か月も家を離れてしまう外国航路の機関士を続けることが難しいと思い、結婚を機に地元の九州郵船に転職し定年まで勤めました。
実は、定年するまで壱岐のこと、観光のことを何も知らなかったんです。
定年後に受講した、長崎県主催の「島自慢カレッジ」というガイドの養成講座で、”壱岐にはすごい神社がある” ”古墳がたくさんある”ということを知り、「壱岐はすごい島なんだ」と思いました。
その後、一支国博物館のオープンをPRする「弥生まつり」というプレイベントの事務局長をすることになり、その時集まったメンバーで「チーム防人」を結成しました。ちょうど48人いたので『IKI48』と呼ばれることもありました(笑)
Q3. 壱岐の隠れスポットがあれば教えてください
1つ目は、総社神社(そうじゃじんじゃ)。トトロの森みたいなところに佇んでいる神社です。
2つ目は、火島。渡良牧崎から沼津方面に見える無人島です。簡単には行けない、おどろおどろしいところです。
噴火口跡のようなところが池のようになっていて、その神秘的な美しさに驚きました!沼津にある玉泉寺の井戸と、火島の池が繋がっているという伝説もあります。
3つ目は、旧日本海軍見張り所跡。日本海が一望に見渡せ、宗像大島に次いで2番目に世界遺産の「沖ノ島」が遥拝できます。
※本人提供
Q4. あなたにとっての壱岐を一言で表すならなんですか
世界に誇れる島です。
20歳のころから10年間、世界中の港を周り、色んなところを見てきましたが、こんなにも住みやすくて、災害がなくて、自然と歴史が残っているところはありません。
Photo by 髙田望
【壱州人辞典とは】
地元出身者・移住者・年齢・性別問わず、“壱岐に住む(暮らしている)人”を紹介していく企画です。
壱岐島の良さを伝えるには、その地に暮らす人にフォーカスを当てることが大切だと考え、魅力的だと感じる人を紹介していくことで「この人に会ってみたい。」「この人に 話を聞きたい。」という興味を持ってもらい、人が人を呼ぶようなサイクルを作りたいと思っています。
人から人へと辿っていくことで、私たちが知らない、壱岐の人もあまり知らない面白い人に出会いました。
~壱州人辞典一覧はこちらから~
壱州人辞典 | いきしまぐらし 【壱岐市公式】 – Page 2 (ikishimagurashi.jp)
(2022年取材)