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[ 壱州人辞典 No.66 ]県職員:川上修平

-2015年4月から2017年3月まで2年間住んで以来、2021年の転勤で2度目の壱岐市民。高校から陸上競技を始め、現在も短距離選手として100m一筋で取り組んでいる。学生時代のタイムは11秒1。今まで食べてきたお米の中で壱岐産のお米が“甘くて、ふっくらしていて美味しい”と感じ、壱岐の食べ物の中で1番好き。新上五島町出身、現在郷ノ浦町在住。-

 

 

Q1.壱岐島と新上五島町の違いは?

まず人口が違います。壱岐は“市”で、私が生まれた新上五島は“町“なので、壱岐の方が人口は多いです。

また壱岐はイベントがたくさんありますね。例えば体育的行事、市や民間の団体が計画するマラソン大会、サマーフェスティバルとか、そういったものが多く企画されていて、島内外の多くの方々が参加し、賑わっている印象を受けました。

他にもPRの仕方も上手だなと思います。壱岐牛、壱岐産の米、壱岐焼酎と種類も多く、それを発信する力がすごいです。スポーツイベント、ライブ活動、特産物をPRするには“人の力”が発生しないと進まないので、たくさんの人が動いているのではないかと思います。

 

 

 

Q2.特に印象に残っているイベントはありますか?

ウルトラマラソンが印象に残っています。多分、長崎県の離島では初の試みだったのではないでしょうか。

他の離島でもフルマラソンやハーフマラソンはありますが、50km、100kmのマラソンをやろうという企画力はすごいです。ウルトラマラソンに挑戦できる場所ということで、全国からランナーが集まり、完走を目指して走る選手の姿がとても印象に残っています。

当時、同僚が参加したので、朝から晩まで応援していて楽しかった思い出があります。

 

また郷ノ浦町運動会、壱岐市陸上競技会が主催する壱岐市民体育祭、県民体育大会などがあり、私も参加しています。大会後のお疲れ様会で「良かったよ!」と多くの方々から声を掛けていただいて、壱岐は温かい島だと感じました。

実は、壱岐に来るまでは陸上を辞めていました。壱岐で陸上を続けている方と出会い、「もう1回、みんなで走らない?」と誘っていただきました。

壱岐の皆さんが、私を受け入れてくれたんですよね。壱岐出身ではないですが、町の運動会や市民体育祭、県民体育祭に壱岐市民として出場させていただき、感謝しています。

 

Q4.あなたにとっての壱岐を一言で表すならなんですか?

「熱くなれる場所」ですね。

スポーツイベントをしようと思ったときに、1人ではできないと思うんです。誰かが「やろう!」と熱い気持ちを持ち、その熱い気持ちに賛同してくれる人がいないと多分なりたたない。

壱岐には、子どものために、地域のために熱くなれる大人がいます。熱い大人がいるから、それをしっかり周りが見て、伝染して熱くなって、それが子どもたちにも伝わって、好循環でどんどん熱くなっているのではないでしょうか。

私は大学を卒業して陸上を引退していました。しかし、もう1回やってみようと思いなおしたのも、“熱い人たち”の影響を受けたからでした。ご縁あって、4月から再び壱岐市民になることができました。“壱岐のために”という想いを持って、皆さんとまた熱い時間を共有することができたら幸いです。ちなみに、地元の新上五島町は、私にとって「落ち着く場所」ですね。

 

 

Photo by 髙田望


【壱州人辞典とは】

地元出身者・移住者・年齢・性別問わず、“壱岐に住む(暮らしている)人”を紹介していく企画です。
壱岐島の良さを伝えるには、その地に暮らす人にフォーカスを当てることが大切だと考え、魅力的だと感じる人を紹介していくことで「この人に会ってみたい。」「この人に 話を聞きたい。」という興味を持ってもらい、人が人を呼ぶようなサイクルを作りたいと思っています。
人から人へと辿っていくことで、私たちが知らない、壱岐の人もあまり知らない面白い人に出会いました。


~壱州人辞典一覧はこちらから~

壱州人辞典 | いきしまぐらし 【壱岐市公式】 – Part 6 (ikishimagurashi.jp)

 

(2021年取材)

≪この記事を書いた人≫

はんこさん

福岡県出身・宮古島育ち。けしごむはんこ作家と壱岐市地域おこし協力隊として活動。
壱岐での愛称は「はんこちゃん」

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