ー壱岐で一番背の高い人といっても過言ではない!「日本縦断 こころ旅」に出演したことでも有名な、身長192cmのタクシー運転手。実は壱岐島アムスメロン・ミニトマトの兼業農家でもある。壱州弁の楽しいおしゃべりでタクシーのお客さまを、また香り豊かで甘くてジューシーなメロンで食べる人を笑顔にしている。郷ノ浦町出身ー
Q1. 壱岐で今どんなことをやっていますか
壱岐交通タクシーで運転手をしながら兼業農家をしています。
ビニールハウスで初夏にアムスメロン、今の時期はミニトマトを奥さんと2人で生産してます。
親父の代からアムスメロン作りを30年、ミニトマトは7.8年になりますね。
専業農家でやっていくとなると大きな面積が必要で、人を雇うことになりますから、この土地で嫁さんと2人で営むには兼業農家が良い形だと思っています。
タクシー運転手は2日勤務で1日休みというスタイルですので、一般的な職業と比べると休みも多いです。そして収穫シーズンの忙しいときには、有休を使ったり、シフトを変わってもらったりすることもあります。理解のある会社や仲間たちに助けてもらっています。
Q2. 壱岐の隠れスポットがあれば教えてください
(隠れじゃないばってんが、)松永記念館です。
壱岐出身の松永安左エ門は「電力の鬼」と呼ばれ、昭和時代に政治、経済界など、多方面に功績を残した人です。記念館には数々の貴重な品や資料が展示されているので是非とも訪れて知ってほしい場所ですね。
Q3. これからの壱岐がどのようになったらいいなと思いますか。
たくさんの観光客の人が来てくれる島になると良いと思います。そのために地域おこし協力隊の皆さんや市役所の方々にはどんどん壱岐の宣伝をしてほしいです。
タクシーはレンタカーやバスと並んで、壱岐を観光する際の主な交通手段の一つです。
4~5時間の貸し切りで、猿岩や辰の島、筒城浜、一支国博物館などへお連れすることが多くあります。観光客の方と話しながら、島内をご案内するのは楽しいです。
壱岐の観光に携わるものとして、たくさんの観光客に戻ってきてほしいです。
コロナで観光客が減り、観光タクシーの利用がないときは寂しかったですよ。また”gotoキャンペーン”が再開して観光客が戻ってきたら良いなって思います。
Q4. あなたにとっての壱岐を一言でで表すならなんですか
良い島です(笑)。
水がふんだんにあり、食べるには事欠かいたことがない島です。だから昔から争うことなく暮らしてきて、穏やかな人が多いんです。
Photo by 髙田望
【壱州人辞典とは】
地元出身者・移住者・年齢・性別問わず、“壱岐に住む(暮らしている)人”を紹介していく企画です。
壱岐島の良さを伝えるには、その地に暮らす人にフォーカスを当てることが大切だと考え、魅力的だと感じる人を紹介していくことで「この人に会ってみたい。」「この人に 話を聞きたい。」という興味を持ってもらい、人が人を呼ぶようなサイクルを作りたいと思っています。
人から人へと辿っていくことで、私たちが知らない、壱岐の人もあまり知らない面白い人に出会いました。
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