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[ 壱州人辞典 No.49 ]遊漁船 五郎丸 船長:松尾五郎

-勝本町出身。漁師の息子として生まれ、1996年より現在まで現役漁師一筋。2018年より勝本で初めての遊漁船“五郎丸”を始動。“玄界灘の大型魚”を追い求める全国の釣り人の夢を叶える敏腕船長。何を食べても美味いけど、夏から秋の時期はカツオ類が特に美味い。-

 

Q1. 壱岐で事業を行っていて、どこにやりがいを感じますか。

マグロとか“玄界灘の大型魚”の夢を追い求めるお客さんのお手伝いを出来るのが一番いいね。普通の漁やったらびっくりするほどではないばってん、色んなお客さんの記念になる”メモリアルフィッシュ“を釣る手伝いできるのはやりがいやね。自分が釣るよりもお客さんに釣って喜んでもらう方が今はやりがい。
大きいの釣るのは簡単じゃないばってん、中途半端なタックルでは釣れんし、ポイント、潮の時間帯とか、大きい魚ほど一瞬の時間しか食わんけん、それを一日の中で組み立てていく。

ある会社の社長さんが、「どうにかして100KG以上のマグロを釣りたい」と言っててね、なかなか近年厳しいんですよねとか言いながら、2日目に釣れたんよ。それをビルの6階に運んで解体して社員にふるまったりした。もちろん釣れないことの方が多いけん、夢が叶った瞬間よね。お客さんも嬉しいけど船長としても嬉しい気持ちになるよね。

 

 

 

Q2. 普段のタイムスケジュールを教えてください。

だいたい夜明け前から出航して、お客さんが夕方5時の便で帰るって言ったら夕方に合わせて帰るし、宿泊するってときは12時間沖に出てることもあるよ。この前は深夜0時からイカ釣りして結局16時間くらい行ってたかな(笑)
遊漁のお客さんがいない時は漁もあるけん、天候とか狙う魚種によって、スケジュールはばらばらって感じかなあ。

 

遊漁船“五郎丸”この船で数々の釣り人の夢を叶えてきた

 

 

Q3. 休日の過ごし方を教えてください。

天候がシケたら休みやけん、会社勤めの方からしたらたぶん休みは多くてね。次のお客さんのタックルの準備、漁の準備、ゆっくり身体やすめるか、家族サービスするかそんなとこよ。
夏やったら子供が泳ぎたいって言うけん、泳ぎ連れて行ったりプール連れて行ったり。自分たちが小さい時はその辺のハト(波止場)から飛び込んだりしてたなあ。

 

 

Q4. これからの壱岐がどのようになったらいいなと思いますか。

もっと魅力的にするというよりかは、すでに魅力はあるたい。海はきれいだし魚釣れるし、美味しいもんはたくさんあるしね。もっとたくさんの人に壱岐に来てもらって、壱岐の魅力を感じてほしいな。壱岐でお待ちしてますね。

 

Q5. あなたにとっての壱岐を一言で表すならなんですか?

食の宝庫。美味しゅうない?食べ物(笑)

若いころはそんな思わなかったけど、仕事してからは食の楽しみが大きくなってくる。仕事しとって「今日晩飯なんやろ~」とか。何を食べても壱岐のもんは美味いと思うんね、魚にしろ、野菜とかお米、壱岐牛とか壱岐焼酎とか色々あるばってさ。色んなとこに旅行したりしたけど、旅行先のご飯はあんまり美味いって思わんもんね(笑)

たぶん都会の人からしたら、他に何もないって思うかもしれないけど、でもそれだからいいんじゃないかと思うよね。こんな海のきれいさで海水浴客の少なさとかなかなかないと思う。ぜひ遊びに来てほしいですね。

 

Photo by 髙田望


【壱州人辞典とは】

地元出身者・移住者・年齢・性別問わず、“壱岐に住む(暮らしている)人”を紹介していく企画です。
壱岐島の良さを伝えるには、その地に暮らす人にフォーカスを当てることが大切だと考え、魅力的だと感じる人を紹介していくことで「この人に会ってみたい。」「この人に 話を聞きたい。」という興味を持ってもらい、人が人を呼ぶようなサイクルを作りたいと思っています。
人から人へと辿っていくことで、私たちが知らない、壱岐の人もあまり知らない面白い人に出会いました。 

 

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壱州人辞典 | いきしまぐらし 【壱岐市公式】 -Page 1 (ikishimagurashi.jp)

≪この記事を書いた人≫

ごーちゃんさん

栃木県生まれ。東京→福岡→札幌→東京→大阪を経て壱岐に移住。趣味は釣りとサウナ。

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