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[ 壱州人辞典 No. 48]𠮷川畳店 代表:𠮷川大貴

-壱岐市郷ノ浦町出身・在住。約5年前に、福岡から家族全員で壱岐にUターン。その後先代の父から、家業を引き継ぎ現在吉川畳店の代表を務める。地元の仲間とのつながりを大切にしており、週末には同世代のメンバーとよく釣りに出かけている。3児の父としての顔も持つ。-

 

Q1. 島外から、壱岐に戻ってきたきっかけはなんですか?

結婚と、子どもができたことが大きなきっかけですね。
1人暮らしに憧れて、18歳の時に福岡に引っ越し、いろんなバイトをしながら生活していたんですけど、、、、まぁ~楽しかったですね!(笑)壱岐には無いお店や、遊び場がたくさんあって、福岡での1人暮らしはかなり満喫してました。その後福岡で出会った妻と結婚して、子どももできた時、「身を固めなきゃな」と思ったんです。それに加えて兄弟で、家業を継ごうと考えているのも誰もいなかったので、「だったら俺が継ぐか!」と発起して、家族全員で壱岐にUターンしました。

 

 

Q2.どんな仕事をしているのか教えてください

家業の畳店代表として、畳の新調、改修を始めとする、畳に関するあらゆる仕事をやってます。
例えば、修繕の場合、まず畳の回収に伺って、修繕完了後に配送となるので、通常1晩は畳を預かることが多いんですよ。ただ、お客さんにとっては、早く戻ってきた方が嬉しいじゃないですか。なので、条件さえそろえば当日中に配送するよう心掛けてます。幸い、高校時代から親父(前代表)の仕事を手伝っていたので、ある程度の仕事は理解できていましたが、家業を継ぐにはそれだけじゃ足りないので、Uターンして間もない頃は親父と一緒に配送とか、顧客対応とかを学んだり、新しい挑戦にも取り組んだりもしました。
代表に就任してからはまだ間もないですが、昔ながらの古風な畳はもちろん、和モダンな畳をはじめとする様々なオーダーに対して、お客様を満足させることができる仕事を提供していきたいですね。

 

 

 

Q4. 島外との違いを教えてください

時間の流れがゆっくりなところですかね。
自営業だから自分の時間を調整しやすいのもあるかもしれませんが、福岡から嫁いだ妻も同じことを言っているんですよ。自然豊かな環境がそう感じさせてるんかなぁ。都会のように何でも揃った便利な環境もいいと思うけど、「人生の時間の進み方」を考えた時、僕は壱岐の方がいいなぁと思いましたね。

 

 

Q5.休日の過ごし方を教えてください

子どもと一緒に釣りに出かけたりしますね。小3、小1、年中の3人で、まだみんな小さいから釣り場は大体手すりが付いたような安全な場所が中心です。ただ、子ども1人の力で魚を釣りあげると、すごく嬉しそうで、その反応を見ているだけでも親としてはかなり楽しいですよ。

 

Q6. 壱岐の魅力を一言で表すと

「繋がり」ですね。

食べ物や、自然の魅力はもちろんですが、その土台となるのが人との繋がりだと思います。おすそ分け文化だったり、ちょっとした心遣いだったり、形は何でもいいんじゃないんでしょうか。同僚や、先輩、後輩、そして地域の人。人間があっての壱岐だし、これからもこうした人との繋がりを大切にしていきたいです。

 

Photo by 髙田望


【壱州人辞典とは】

地元出身者・移住者・年齢・性別問わず、“壱岐に住む(暮らしている)人”を紹介していく企画です。
壱岐島の良さを伝えるには、その地に暮らす人にフォーカスを当てることが大切だと考え、魅力的だと感じる人を紹介していくことで「この人に会ってみたい。」「この人に 話を聞きたい。」という興味を持ってもらい、人が人を呼ぶようなサイクルを作りたいと思っています。
人から人へと辿っていくことで、私たちが知らない、壱岐の人もあまり知らない面白い人に出会いました。 

 

 

~壱州人辞典一覧はこちらから~

壱州人辞典 | いきしまぐらし 【壱岐市公式】 – Page 3 (ikishimagurashi.jp)

≪この記事を書いた人≫

ぶちさん

長崎県大村市出身。管理栄養士として日本、アフリカで約6年間の活動を経て、2021年4月から壱岐市地域おこし協力隊に就任。

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