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[ 壱州人辞典 No. 43]イチノ珈琲焙煎所オーナー:草野一也

ー南島原市出身。2020年3月末、小学校教諭の奥様の転勤により、お子さま2人と共に移住。常にワクワクする方を選ぶという信念をお持ちの草野さんは、思いがけず壱岐で焙煎所をオープンー

 

Q1. 壱岐に来るまでは何をされていましたか?

福祉施設に勤め、野菜生産を担当していました。施設が管理する畑で野菜を作っていて、一日中、畑にいました。
また趣味で始めた珈琲の焙煎にも熱中しており、「いつかは珈琲屋さんをしたい」と勉強しながら機材を揃えていました。

 

Q2. 壱岐では今どんなことをしていますか?

郷ノ浦町でイチノ珈琲焙煎所を営業しています。

こちらに来た当初は、コロナの影響でどこも行けず、焙煎ばかりしていました。しだいに自分だけでは飲みきれなくなって、地元の友だちに送ったり、妻の職場で配ったりしていました。すると、少しずつ買いたいという人が現れ、「どこで買えるの?」「お店はいつから?」と聞かれることが多くなり、ショッピングサイトに登録、自宅でも販売を開始。ほんとオープンする計画なんてなかったんですから(笑)
今も大きな看板は出していなくて、準備中と言った方が正しいのかもしれまん。

お店のInstagramを始めた頃からお客さまが徐々に増えていきました。最初は移住者や転勤者が大半でした。それが今では半分以上が地元の人です。人との繋がりを珈琲が少しずつ繋いでくれたんですよね。

 

 

 

 

Q3. 壱岐に来て変わったことはありますか?

もともと流されるのが嫌いな性格でした。
意地でも自分が向かう所に行っていたのが壱岐に来てからは、「流されていいんだ」って思うようになりましたね。
何がそうさせたのかはっきりは分からないのですが、自分よりも大きなパワーが壱岐島、いえ壱岐の人にはあって、それに抗わず流れても良いって思えるのかもしれません。

あと、子どもと過ごす時間も変わりました。
移住前は私も妻も勤めに出てたので、平日は子どもを妻の両親に預けており、朝起きて実家へ連れて行き、お風呂に入れてもらってから、迎えに行くというスタイルでした。1日の中で一緒に過ごすのはほんの数時間だったのが、今では学校や保育所以外はずっと一緒。作業しながら子守りをしています。焙煎途中で「パパ、トイレー」と呼ばれることもしばしば(笑)

 

 

 

Q4. あなたにとっての壱岐を一言で表すならなんですか?

「みんなが一つ屋根にいるような島」ですね。

壱岐って、ひとつの会社、学校みたいな感覚。誰もがどこかで繋がっているんですよね。例えば、今ここで会って話したことが、次の日誰かから「こないだ、○○ちゃんに会って、こんな話ししたらしいね」と言われるなんて、当たり前。だから自分の言動に責任を持って生活をしないといけないと思うようになりました。
最初に地元の方と話した時から感じてたんですよ。あまり思ったことを言わないなって。同じ屋根の下に繋がっているから言いたいことをはっきりと言っているとうまくいかないんだろうと思います。

Photo by 髙田望


【壱州人辞典とは】

地元出身者・移住者・年齢・性別問わず、壱岐に住む(暮らしている)を紹介していく企画です。
壱岐島の良さを伝えるには、その地に暮らす人にフォーカスを当てることが大切だと考え、魅力的だと感じる人を紹介していくことで「この人に会ってみたい。」「この人に 話を聞きたい。」という興味を持ってもらい、人が人を呼ぶようなサイクルを作りたいと思っています。
人から人へと辿っていくことで、私たちが知らない、壱岐の人もあまり知らない面白い人に出会いました。 


~壱州人辞典一覧はこちらから~

壱州人辞典 | いきしまぐらし 【壱岐市公式】 – Page 3 (ikishimagurashi.jp)

≪この記事を書いた人≫

田口有香さん

大阪生まれ大阪育ち、3人の子どもの母です!! 夫が長崎県壱岐島出身者。 2020年に家族で壱岐島に移住。 壱岐島は長崎県で、しかも離島ですが、福岡まで高速船で65分という抜群の地の利の良さが魅力。 壱岐市の地域おこし協力隊 観光課所属 壱岐市観光連盟配属 観光スポットの特集記事を書いたり、SNSの運営などを担当しています。

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