春一番が吹くころになると「ホーホケキョ」と聞こえるウグイスの初音。早春の壱岐の風物詩です。最初は上手に鳴くことができずに、「ホーホケ」「ホーホケホケ」など聞いていると思わず応援したくなります。背戸の山から「春が来たよ~。朝だよ~。」と教えてくれるウグイスの声のおかげで、優雅で贅沢な朝の時間を過ごしています。 島の大自然に癒される夕方のひとときも最高です。「フェリーみしま」でしか渡れない島の南西部にある二次離島の三島(原島・長島・大島)を望む丘からの眺めは絶景。息子達と見たオレンジ色の大きな夕日は、一生の宝ものとなっています。 季節が先に進んでいくと、島のあちこちでホタルの乱舞も観られるように。ホタルの光と星の瞬きが繋がって夜空に広がる光景は幻想の世界。毎年家族でホタルの暖かな光を楽しんできました。 壱岐の大自然の中、息子たちと一緒に過ごせたことは、今思い出しても心がほっこりする幸せなひととき。自然を守り続けてきた先人と、それを受け継ぐ人々によって壱岐は今でも自然豊かです。壱岐は自然や生き物、食べ物に感謝する心が育つ環境だと感じています。