壱岐の海の幸はすべてA級グルメ!
寒さが厳しくなる冬に旬を迎える出世魚のブリは、冬のお祝いには必ず用意されます。 20年近く前、地区のお祭りの当番宿(自宅に招いて一緒に料理を作って会食する)になって、初めてブリを丸ごと使った料理を食べたときの感動は忘れられません。身は刺身、皮は湯がいてユズポン酢でいただきます。なかでも「ブリワタのかす汁」は、この料理が食べたくて壱岐の島ホールでコンサートを開催された歌手がいるほどの絶品。壱岐の寒い冬に欠かせない家庭料理となっています。ちなみに「ブリワタのかす汁」の「かす」とは豆腐のかすのこと。つまり「おから」を入れた味噌汁です。
しっかり洗って湯通ししたブリワタを煮込んでみそを入れます。新鮮なブリワタは臭みもなく濃厚な味わいです。仕上げにワカメや天然のアオサも入れた「ブリワタのかす汁」は、磯の香りがふぁっと広がります。ヘルシーでココロもお腹も満たされ、おまけにお財布にも優しい!なんと、ブリワタは1パック108円。おからは1袋10円。 一度食べたら病みつきになること間違いなし! ブリのほかにもウニやイカなど海産物が新鮮で豊富な壱岐は宝の島です。