―芦辺浦地区にある大東商店に生まれる。トライアスロンや駅伝大会など、スポーツイベントに参加する他、どろんこバレーなどイベントも主催する。商工会女性部部長も務め、壱岐の商業を盛り上げている。“歩く壱州語辞典“と言われるほどの壱州弁を話す。通り名は「大東のみっちゃん」。壱岐市芦辺町出身。-
Q1.壱岐のこれが凄いと思うところはどこですか?
ありきたりな回答だけど、まず海がきれい!それと高い山がないところです。高尾山とか名前だけは日本全国に通じる名前だけど、高さが全然ないと。しかも車でスッと行けるような高さの山。それが凄いなぁと思いました。ちゃんと神社もあるし、海も見えるとよ!山じゃないけど、高尾山。でも山菜の宝庫でたくさん採れるから、それも凄いところ。(笑)
でも低い所で過ごしているから、富士山とか高い山ば見るとちょっと、おとろしかとねぇ(恐ろしいんだよね)!
Q2.島ならではと思うところはありますか?また、どんなところですか?
壱岐一周駅伝ができる!サイクルも壱岐一周できる!
4町対抗の駅伝大会に出た時には湯本地区の坂しかない道をずっとずっとずっと登って行って、タスキを渡すのがきつかった!男の人は軽くたんたんと登っていって、私は必死!本当にきつかったです。でも女子で区間賞を取りました。
自転車の競技は、20kmくらいのレースに出たことあるけど、面白かったです。最初は普通の自転車で出て、なんとか完走したけど、大変でした。(笑)
何が楽しくて何が好きで、こえなことしよると?(こんなことしてるんだ?)と思ったけど、自転車でも走るのでも仲間ができるから、そえんと(そういうの)が楽しくて参加させてもらっていました!
Q3.島外からの移住者に対してどのような印象を抱きますか?
信用できるのかな?と思いながらも、でも向こうから話しかけてこられたら受け答えもするし、そしたらもう友達みたいなものです。楽しく芦辺町を過ごしてもらいたいと思うけん、自分からも声をかけます。全然知らん子たちが向こうから挨拶してくれるから、ありがたいなぁと思います。やっぱし、親しくなったら、芦辺の町で楽しく過ごしてほしいと思います!
Q4.あなたにとっての壱岐をひとことで表すなら、なんですか?
「巣」
みんなが巣立って行っても、安心して帰って来られるところ。自分の子ども達も出て行っている、でもここには安心して帰って来られるよ!というような、そういう壱岐にできたらいいなと思っています。だから「巣」!
ハチやアリも帰る巣があるたい。そいでうちらにも壱岐自体が大きい巣!そしたらみんな安心して帰って来られるやん。私が生きちょる間は、安心して帰って来られる場所にしたいなぁって思っています。
移住してきた子も仲間やから、もし生まれ故郷に帰っても、「壱岐が故郷なんだよ」って言えるような“ふるさと”にしたい!
Photo by 髙田望
【壱州人辞典とは】
地元出身者・移住者・年齢・性別問わず、“壱岐に住む(暮らしている)人”を紹介していく企画です。
壱岐島の良さを伝えるには、その地に暮らす人にフォーカスを当てることが大切だと考え、魅力的だと感じる人を紹介していくことで「この人に会ってみたい。」「この人に 話を聞きたい。」という興味を持ってもらい、人が人を呼ぶようなサイクルを作りたいと思っています。
人から人へと辿っていくことで、私たちが知らない、壱岐の人もあまり知らない面白い人に出会いました。
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