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楽しくお手伝い!子ども達の遊び場は牛舎です

我が家は壱岐の畜産農家。牛舎では朝夕の餌やり、妊娠中の母牛の管理などを行い、産まれた仔牛を大切に育て約10か月後出荷します。

7歳の長女と5歳の長男、3歳の二男は夕方になると「牛舎は?」「早く行こう!」とおねだり。牛舎へ行くことが子どもたちにとって毎日の楽しみなのです。 長女は自ら仔牛の部屋へ入り「おいしい?」と声をかけミルクを飲ませて頭をなでなで。動物好きで他にも犬猫たちのお世話もしています。掃除が得意な長男は餌場をほうきでピカピカに。実は怖がりで、仔牛が近寄ってくると一目散に逃げ出し、掃除が中断することも(笑)仔牛に怯えながらも掃除を頑張る姿は微笑ましく見えます。日頃のお手伝いのおかげか、保育園では「ほうきの使い方が上手!」と褒められるようです。好奇心旺盛な二男は一緒に草を運ぶお手伝いをしたり、長女や長男と仔牛のお世話をしたり、小さな手で一生懸命お手伝いをしてくれます。 お手伝いを終えた子ども達は鬼ごっこや手作りブランコ、トラクターで自由に遊び回り、疲れると牛用のわらの上でゴロゴロ。普通の公園ではできない遊びを満喫します。 母牛の出産の際には、大人と一緒に立ち会うことも。落ちついて出産ができるよう少し離れた場所から見守ります。新たな命が誕生する瞬間を目の当たりにし、子ども達は一喜一憂。その表情を見ると命の重さや温かさを感じてくれているのが伝わってきます。 命の大切さを学び家族みんなで貴重な時間を過ごせる場所、牛舎。母として子どもたちにはこれからも仔牛たちと一緒に元気に成長してほしいと思います。

≪この記事を書いた人≫

ゆとりさん

主人の仕事(畜産業)の手伝いをしながら、娘(7歳)と息子達(5歳、3歳)の子育て奮闘中です。毎年恒例の家族旅行を楽しみにしている30代主婦。福岡から壱岐へ移住して7年目突入です。

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