オレンジ色の外装、マットな赤色や灰色の壁、窓を開ければ青色の海と空。
色にあふれるこのお家は、2階建てで子育て世帯にもバッチリな物件。
最初はどんな家だったのでしょうか?
たどってみましょう。
家財道具もあり「普通のお家」という言葉がよく似合います。
これらは家財道具撤去中の様子。
大きい荷物は大人の男性がメインとなって片付けました。
こんなに小さい子も一緒にできる事を手伝いました。
片付いた2階から、下を見下ろします。
「海も見えるね、良い気持ちね」
家財道具をワークショップで楽しく片付けちゃうのが、この町芦辺浦らしさと感じます。
何軒もの家の家財道具のお片付けをしている町の人や子ども達は、こちらのお家の片づけも手慣れたものでした。
「これ分別どこですか?」「お宝発見!鍵がある小物入れ!」
今まで片付けた家よりも家財道具も少なく、終わった後は「今日は終わるの早かったねぇ!」なんて声も聞こえてきました。
それから数日。
着工は始まり、基礎の上には板が張られ、いつの間にか立派なフローリングになっていました。
また数日経ったら、部屋の中の壁が赤くなっていました。
また数日経ったら、今度は外側がオレンジの家になりました。
あっという間に新たな住人を迎える準備が整ってきました。
お家は今か今かと、ここに住む人を待っています。
~つづく~