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< 空き家に灯りがともります >
昨年度掘り起こされた芦辺浦の3軒の空き家。
歩いて、探して、繋がって、声を掛けられて、いろんな繋がりで出てきたお家は、あたらしい灯りをともそうとしています。
この取り組みは、芦辺浦の任意団体たちまちと壱岐市が「芦辺浦地区における移住促進ならびに空き家の活用推進に関する連携」という協定を結んだことに始まりました。
~2019年2月 協定式の様子~
年々増え行く空き家の活用として、空き家をリフォームして、住宅確保に対する悩み、また住まいに対する不安を解消する。
放置しておくと、危険家屋になり、町や人に危害が及ぶ。
それを防ぐために、そして空き家に可能性を見出すために、いろんなハードルを乗り越えて着手することができました。
移住・定住という視点でも環境に慣れ親しみ、地域の人々とふれあうことで地域に早く馴染み、市内に定住することで、人口増加を図ることを目的としています。
市が10年間、所有者から家を借り上げ、改修工事や管理の契約もするという全国でも珍しい事例のこの事業。
空き家の改修だから出てくる問題にも、その都度、市と事業者が一緒になって取り組み、考えていきます。
全国でもどんどん増えゆく空き家問題の一筋の光になりえるかと思います。
今年度中に改修は終わり、来年度から灯りがともる予定です。
各3軒の持つストーリーはまた次回に。
入居者募集情報や詳細については追って壱岐市役所HPにてお知らせいたします。