壱岐に来るにあたり、心配だったことの一つは転校です。特に5年生の長女はしっかり者だけど、多感な年ごろです。壱岐に引っ越しすることを伝えたときはとても喜びました。「牛たちに毎日会える、やったあ!!」と第一声。 子どもたちには約半年前に引っ越しすることを伝えたのですが、1か月、2か月経つと、大阪のじいじやばあばに毎日会えなくなること、友達と離れ離れになること、自分が転校生になること、習い事をやめなければならないこと、など具体的なことが心配になってきたようです。 楽しみになったり、不安になったりを繰り返しながら半年間を過ごしました。年が明けてお友だちや学校にも報告した後、3月まではもうすぐ引っ越ししてしまうということで人気者になり、たくさんの友達が放課後に遊ぼうといってくれたり、お手紙やらプレゼントやらいただいたりで、ウハウハしていましたが同時に寂しい気持ちも大きくなっていたようです。
コロナ禍での転校、入学で、壱岐でも通常通り1学期が始まらず、始業式や入学式の日程が延期になりました。 しかし、休校中も、一歩家から出ると遊びや体験がいっぱい!!牛の世話を手伝ったり、畑のカエルやトンボを捕まえたり、サッカーをしたりと3密とは縁遠い状況で、自宅周辺でのびのびと過ごしていました。 この時期に大阪にいたら、外出もほとんどできず、学校の再開の見通しもつかず、自宅に閉じこもりっぱなしでゲームに動画にという状況だっただろうと推測ができるので、この時期に引っ越しができたのはラッキーだったなと思います。
壱岐市には高校が2校(普通1、商業が1)、中学校が4校、小学校が18校もあります。 人数の多い小学校は全校児童303名の学校もありますが、子どもたちが通うことになったのは島で2番目に人数の少ない小学校で全校児童27名です。 1年生の長男のクラスは5名で全員男の子です。 5年生は複式学級になっていて5・6年生合同クラスで8名です。 今まで1学年2クラス、36~7名で机をぎゅうぎゅうに並べていたクラスとは全く違った環境になりました。
1年生の長男は生粋の島っ子になりつつあります。お友達と話すときは、壱州弁です。 そのうち家でも話し出すのだろうと少し寂しい気持ちです。 ちなみに、次女は大阪弁を話していますが、ふっと出る壱州弁がナチュラルです。さすがの言語吸収力です。 5年生の長女にとって
は大阪との違いを感じながらの学校生活で、楽しんで通ってくれています。それなりに戸惑いもあるはずですが、都会の学校と島の学校、2倍の経験が長女にとって財産になると思っています。 とはいえもう5年生。 残り少ない小学校生活、楽しんでくれたらいいなって思っています。
登校時には校長先生とハイタッチし、昼休みには教頭先生とサッカーをします。 1年生の長男は、先生にお手紙の交換をもっていくほどの間柄。 なんとお返事までいただき、とても近い存在です。 ご近所の方がたくさんメロンができたから「給食にどうぞ」と持ってきてくださったり、朝ごはん食べるの忘れてきたら校長先生がお弁当をくれたり、大阪では考えられないほどのアットホームさです。
先生、生徒、親、送り迎え担当のおじいちゃんおばあちゃんなどほとんどが顔見知りになります。近所で変なこと出来ないなって感じですが、いろんな世代の人に見守られる状況で育つ環境は安心です。
1年生の長男は生粋の島っ子になりつつあります。お友達と話すときは、壱州弁です。 そのうち家でも話し出すのだろうと少し寂しい気持ちです。 ちなみに、次女は大阪弁を話していますが、ふっと出る壱州弁がナチュラルです。さすがの言語吸収力です。 5年生の長女にとっては大
阪との違いを感じながらの学校生活で、楽しんで通ってくれています。それなりに戸惑いもあるはずですが、都会の学校と島の学校、2倍の経験が長女にとって財産になると思っています。 とはいえもう5年生。 残り少ない小学校生活、楽しんでくれたらいいなって思っています。