➖熊本出身、就職後に鹿児島を経て転勤で16年前に壱岐へ移住。本業はスーパー内の精肉店「お肉の三周家」の店長、夏は水上スキーなどのマリンアクティビティサービスのスタッフとしても活躍している。➖
Q1.どんな仕事をしているのか教えてください。
スーパーにテナントで入っているお肉の三周家(精肉店)の店長。お客さんにお勧めできるように自分が好きなものも仕入れて売っとるよ。たとえば、タンは冷凍だけではなくチルドを仕入れたりしとるよ。
就職してからずっと肉屋をやってきて、続いているってことは天職なんだろうね。忙しくても楽しくやっているし、いろいろな人に出会えることも楽しい。
Q2.どうして壱岐島への移住したのですか?
就職した精肉店で最初の10年は鹿児島勤務だった。壱岐店への異動が決まり転勤で壱岐へ。その後、壱岐で結婚して今に至るといったところ。
Q3.趣味はありますか?
趣味はないけど夏は海、冬は自宅の畑で農作業しとるね。
夏はマリンアクティビティサービスのスタッフを手伝いでやっていて、小型船舶免許を取得して水上スキーにお客さんを乗せている。いつのまにかお子様人気ナンバーワンスタッフとしてホームページで紹介されとった。夏の期間、肉屋が休みの時はほとんど筒城浜にきている。海に行き過ぎて、肉屋におったら「今日(海の)仕事は休みかね?」ってからかわれたりする(笑)
Q4.壱岐で一番好きな場所は?
筒城浜!夏場は大抵ここにおる。
Q5.移住して16年前で壱岐の変化を感じますか?
移住者は来るけど、人口は減ってる感じがするね。16年たって、今はもう周りからは移住者って目では見られないけど、以前は県外から来たって言うと「旅の人」って言われとった。当時は移住者があまりいなかったから、旅から来た人って。
Q6.あなたにとって壱岐を一言で表すなら
「やさしい島」
島内の人はもちろん、島外から来た人にも親切な人が多い。郷土料理にひきとおしがあるように、家の中まで人を引き通すみたいな親切心がある。気の合いそうな人と引き合わせてくれたりもするね。優しい人が多い。
[インタビュー:下條悟士、文:笹木淳一、写真:下條友紀]
【壱州人辞典とは】
地元出身者・移住者・年齢・性別問わず、“壱岐に住む(暮らしている)人”を紹介していく企画です。
壱岐島の良さを伝えるには、その地に暮らす人にフォーカスを当てることが大切だと考え、魅力的だと感じる人を紹介していくことで「この人に会ってみたい。」「この人に 話を聞きたい。」という興味を持ってもらい、人が人を呼ぶようなサイクルを作りたいと思っています。
人から人へと辿っていくことで、私たちが知らない、壱岐の人もあまり知らない面白い人に出会いました。
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