いきしまぐらし

壱岐市役所地域振興推進課へ電話する

MENU

Recommended articles いきしまだより

いきしまぐらし > いきしまだより > 【まちづくり協議会ってご存知ですか?】田河まちづくり協議会の取り組み〜小島神社のクラウドファンディングプロジェクトについて〜

【まちづくり協議会ってご存知ですか?】田河まちづくり協議会の取り組み〜小島神社のクラウドファンディングプロジェクトについて〜


「まちづくり協議会」とは、地域の課題解決のため、また、安心していつまでも住み続けられるまちづくりを行うため、地域住民の皆さまをはじめ、自治公民館や各種団体で構成する、地域住民による自発的な組織です。

範囲は4町からさらに細分化されており、小学校区を1単位で現在は15校区で設立されています。それぞれの地域に居住している人や、働く人、学ぶ人などが自らのまちの活性化のために協議を重ね、活動しています。

詳しくはこちらをご覧ください。

このいきしまだよりの記事内で、それぞれの「まちづくり協議会」の活動の一部を、今回よりシリーズ形式でご紹介をさせていただきます。これから移住を検討されている方や、すでに移住された方も、地域の皆さまが一体どんな課題と向き合い、まちづくりを行っているのか、ぜひ読んでみてください。


 

【芦辺町:田河まちづくり協議会】歴史と自然が織りなすふれあいのまち「たがわ」

 

 

(1)田河地区ってどんなところ?

田河地区は、壱岐市の東部、芦辺町の南東部に位置します。島内で最も流路が長い幡鉾川(二級河川、一名河内川)が、西から東に流れ、流域面積は25.6キロ平方キロメートルで内海湾に注いでいます。島しょでありながら、沖漬平野では長崎県第2の広さを誇る「深江田原(ふかえたばる)」が発達しています。その面積は約300ヘクタールで、大区画に基盤整備された広大な農地は、集落営農組織による活動が展開され、県内有数の穀倉地帯となっています。

また、同平野の小高い丘陵を中心に、約100ヘクタールにわたって残る弥生時代の大規模な環濠集落跡で知られる「原の辻遺跡(はるのつじいせき)」は「魏志倭人伝」に記された「一支国」の王都に特定された遺跡です。この遺跡は重要な遺跡として「史跡」に指定され、そのうち「学術上の価値が特に高く、我が国文化の象徴たるもの」として“遺跡の国宝”にあたる国の特別史跡に指定されています。日本で弥生時代の遺跡として特別史跡に指定されているのは、この「原の辻遺跡」のほかに「登呂遺跡(静岡県)」、「吉野ヶ里遺跡(佐賀県)」の2箇所だけです。

東部の内海湾は、古代大陸からの玄関口として、いにしえに栄えた貿易港でした。今は、真珠や牡蠣の養殖などが営まれており、カブトガニの生息地としても知られています。また、日本が形作られる上で重要な場所だったとして、日本遺産に認定されました。一帯の海岸線はすぐれた自然の景勝地として壱岐対馬国定公園の一部になっています。一方、地区の西側には高尾嶺(142m)があり、頂上からは内海湾を眺望できる絶景スポットとなっています。※令和5年2月田河まちづくり計画書より一部抜粋。

田河まちづくり協議会について詳しくはこちら

(2)田河まちづくり協議会について

田河まちづくり協議会は令和5年2月に設立されました。そして設立にあたっては、令和3年度に田河地区で実施された「まちづくりアンケート調査」に寄せられた住民の皆様の意見をもとに、計画書を策定しています。これは、「まちづくりの原点は人づくりである」という考えのもと、人と人との繋がりを大切にしたまちづくりが重要であるという協議会の考えがあったからです。

このアンケートの小中学生の回答を見ると、田河地区の魅力は「優しくて親切な人が多いところ」との意見がありました。また、もっと良くするためのアイデアでは、「挨拶をもっとしたら仲良くなれる」「困っている人がいたら助け合う」「声を掛け合ったり、他人を気遣ったり、思いやりの心を皆が持つこと」と、まさに人と人との繋がりを大切にする子どもたちの意見が出ていました。

この結果について協議会に話を聞いたところ、「大人がただ上から目線で子供に接するのではなく、子供も地域を構成する一員だと捉えて、考えていることや思っていることをしっかり聞くことができれば、子供達も自分に自信を持つと考えています。そうした子供達に対する意識の熟成が、地域ぐるみで子供の成長を支えるまちづくりに繋がっていくと思います。」と話してくだいました。

急なインタビューに笑顔でご協力くださった采田(うねだ)会長

 

(3)田河まちづくり協議会、会長の采田(うねだ)様、事務局長の松本様に話を聞きました!

 

【質問1】“小島神社クラウドファンディングプロジェクト”について教えてください。

現在までたくさんの方にご協力をいただいていると話す松本事務局長

小島神社は、文化庁登録「日本遺産・内海湾」のシンボルとして、そして神々の島壱岐の観光の主要コースとして多くの人々を惹きつけている自然・文化遺産です。一方で、神社参道は年々傷みが激しく、放置すると積み石崩落の事故や、観光資源としての価値の低下が心配される状況です。

安全管理責任を問われる氏子会(17戸)は観光客の増加を複雑に思いながらも手作りで整備を行い、受け入れを続けて来られました。しかし、将来の安全を確保するためには、適切な基礎工事と階段。手すり等の安全設備が必要で、その費用は高額になります。氏子会が工事費用を負担することは困難です。また、宗教関連施設という理由で、壱岐市からの補助は得られません。

このため、田河まちづくり協議会は氏子会では手に負えない、しかし市役所でも対応が難しい地域の課題解決に向けて、「小島神社プロジェクト」を立ち上げて取り込むことにしました。そして、工事の実現に向けて全国に賛同者を募り、クラウドファンディングによる資金調達を計画しました。

クラウドファンディングの検討事項↓

・工事費用の見積もりや請負業者の選定

・寄付者返礼品等かかる費用の見積もり

・宣伝告知(SNS、チラシ、ポスター等)にかかる費用の見積もり

・その他費用(連絡通信費、資料印刷費用などの見積もり

・クラウドファンディングサイトの選定、実行時期

・クラウドファンディング以外の寄付金受け入れ体制の確立

・島内外への賛同要請

小島神社クラウドファンディング(令和6年7月31日まで)について詳しくはこちら

 

 

【質問2】今後、小島神社がどのようになってほしいと考えていますか。

壱岐の宝の一つであるこの小島神社を守り、磨き上げ、将来に引き継ぎ、地元の方を含め島民、観光客の方からいつまでも愛される神社であってほしいと思います。また、クラウドファンディングサイトを通じて、支援者の方から、「神社のみならず、壱岐の人がとても優しくて感動したので、必ずまた行きます。」「行ったことはないけれど、取り組み内容に感動しました。」との声が多く寄せられています。プロジェクトの成功が、参拝者が安心して登れる参道を実現し、観光客の方にも喜ばれるようになれば幸いです。

最後に、松本事務局長は「このプロジェクトは数多くの方々の熱い想いが形になるものです。“必ず成功させます”という気持ちを胸に、日々プロジェクト対応を行なっています。」と話してくださいました。

 

一覧に戻る

  • 壱岐市公式サイト
  • ながさき移住サポートセンター
  • 壱岐観光なび